ペットと暮らしたい時
時代が変われば世界も変わるということは、古今東西で共通していることでしょう。すでに日本からちょんまげが消え、1世紀以上が経ちますが、今では特定の人以外、まげを結わないと思います。
それだけ、社会に変化が及んだと言えます。
少し極端なことかもしれませんが、こういう変化というものは、賃貸住まいにもあります。
典型的なものが、ペットに関してでしょう。
ひと時代前では、賃貸物件でペットを飼うことは、非常に稀でした。
しかし、今では、とりわけ新築物件では、ペットが飼えないと人が集まらないようです。
これは非常に大きな変化でしょう。
そういうペットと暮らせる案件は、物件情報において、ペット可、あるいは、ペット相談という記載がなされています。
どちらにおいても、ペット審査が行われる可能性があります。
これは、実際のペットをオーナー、あるいは、不動産管理会社の担当者と面談させることです。
仮に収入面で問題なくても、ペットの状態で居住が許されないこともあるため、十分注意が必要です。
また、まだまだ数は少ないですが、賃貸のペット共生型住宅もあります。
これは、ペットと暮らせる施設が備わったのもので、動物病院が敷地内にあったり、ドッグランなどが設けられていたり、あるいは、ペットホテルなどが併設されているものです。
非常に便利であり、ペットの飼い主であれば、喜んで借りたいと思ってしまう住まいかもしれません。
なお、ペットがいれば、敷金が高めの傾向となっています。
これは、該当の部屋などを傷つける確率が高いと考えられているからでしょう。